4月の昆虫は、「てんとうむし」
世界中でよく知られている、とってもポピュラーな昆虫です。
テントウムシの成虫（写真：左）と幼虫（写真：右）
テントウムシは、コウチュウ目・テントウムシ科（Coccinellidae）に分類される昆虫の総称で、鮮やかな体色の小型の甲虫です。
和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとり、天道虫と名づけられたそうです。
食べるものは種類によって大きく異なります。
・アブラムシやカイガラムシなどを食べる種類
・うどんこ病菌などを食べる種類
・ナス科植物などを食べる種類の3つに分けることができます。
このため農作物にとっては益虫と害虫に大きく分かれることとなります。
アブラムシやカイガラムシ、うどん粉病菌や菌を食べる種類のテントウムシは農薬代わりに使用される生物農薬の一つとして農業に貢献しています。
